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【砂糖不使用】心とからだにやさしい発酵あんこの作り方

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発酵あんこ

近ごろ注目を集めている「発酵あんこ」。

砂糖を使わず、麹の力だけでほんのり甘く仕上がるやさしい味わいは、心と体にじんわりと染み渡ります。

「甘いものが食べたいけど、できるだけ罪悪感のないおやつを選びたい」
「家族の健康を考えて、日々の食に発酵を取り入れたい」

そんな方にぴったりなのが、この発酵あんこです。

今回は、発酵初心者さんでも失敗しにくい「発酵あんこのレシピ」をご紹介します。

発酵あんこの魅力や作り方のコツまで、丁寧に解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

発酵あんこって何?砂糖不使用のやさしい甘さ

「発酵あんこ」と聞くと、「あんこが発酵?」と驚かれる方も多いかもしれません。

でも実はこの“発酵あんこ”、砂糖を使わず、米麹の自然な甘さだけで作るヘルシーなあんこなんです。

発酵あんこは、小豆(またはあずき)と米麹を使い、一定の温度でじっくりと発酵させることで、麹菌の働きによりやさしい甘さが引き出されます。

砂糖は一切使っていないのに、まるで甘味を加えたかのような味わいで、後味もすっきり。

普通のあんこは白砂糖やグラニュー糖をたっぷり使って煮詰めますが、発酵あんこは「自然の力」を活かして作るもの。

甘さ控えめながら、ほっとする優しい味わいが魅力です。

しかも、発酵食品なので腸内環境を整える効果も期待でき、健康意識の高い女性たちから注目されているんですよ。

人気の理由|腸活・免疫ケア・罪悪感ゼロのおやつ

発酵あんこが女性たちの間でじわじわと人気を集めているのには、ちゃんと理由があります。

それは、「おいしい」だけじゃなく、家族みんなの健康を支えてくれるから。

腸活で体の中から元気に

発酵あんこに使われる「米麹」には、酵素や乳酸菌など、腸内環境を整える成分がたっぷり含まれています。

日々の食事で無理なく腸活できるので、便秘気味の方や、季節の変わり目に体調を崩しやすい方にもぴったり。

免疫力サポートにも

腸は「第2の脳」とも言われる大切な器官。腸内環境を整えることで、免疫力の向上にもつながります。

風邪や感染症が気になる季節にも、食からのサポートができるのは嬉しいですよね。

甘いのに罪悪感ゼロ!

砂糖を使わない発酵あんこは、血糖値の急上昇を防げるやさしい甘さが特徴です。

おやつタイムにも「食べちゃった…」という後悔が少ないのが魅力。

授乳中のママや妊娠中の方、お仕事で大変な女性にとっても、安心して取り入れられるのがポイントです。

毎日頑張るあなたにこそ、自分の体をいたわる「やさしい甘さ」を生活に取り入れてみませんか?

発酵あんこはシンプルなのに栄養たっぷり

発酵あんこの魅力は、その“手軽さ”にもあります。

実は、材料はたったの3つだけ。

  • 小豆(あずき)
  • 米麹(こめこうじ)
  • お塩

たったこれだけで、砂糖を使わずに自然な甘みのあるおいしいあんこができあがります。

小豆には女性にうれしい栄養がたっぷり

小豆は昔から和菓子に欠かせない食材ですが、実は栄養面でもとっても優秀。

鉄分、カリウム、食物繊維が豊富で、むくみの予防貧血対策腸内環境の改善など、特に女性の体をサポートしてくれる成分がたっぷりです。

米麹の酵素が自然の甘さを引き出す

米麹はお味噌や甘酒の発酵にも使われる、昔ながらの発酵素材。

その酵素の働きによって、小豆のでんぷん質を分解し、砂糖なしでもほんのり甘く仕上がるのです。

市販のお菓子やあんこには添加物や白砂糖が含まれていることも多く、健康志向の女性にとっては気になるところ。

でも、この発酵あんこなら素材がシンプルだからこそ、安心して食卓に取り入れられるんです。

「特別な材料も道具もいらない」

だから、今日からでもはじめられるんですよ。

初めてでも簡単!発酵あんこの作り方(レシピ紹介)

発酵食品って手間がかかりそう…そんなふうに感じていませんか。

でもこの「発酵あんこ」は、特別な道具や難しい手順は一切なし。

炊飯器があれば、誰でも失敗なく仕込めるレシピです。

ここでは、小豆と相性の良い「つきみ麹」や「雪どけ麹」を使ったシンプルな作り方をご紹介します。

材料(作りやすい分量)

  • 乾燥小豆:100g
  • 米麹(つきみ麹または雪どけ麹):100g
  • 水:350ml
  • 塩:ひとつまみ

作り方

小豆を下ゆでする
小豆を洗ったら、鍋にたっぷりの水を入れて10分ほど茹でます。
火を止めたら、そのままフタをして30分置いて蒸らします。アクもここで抜けて、風味がまろやかになります。

本茹でして柔らかくする
ゆで汁を一度捨て、新しい水に変えます。水分を調整しながら、小豆が潰れるくらいのやわらかさになるまで、弱火で約50分じっくり茹でましょう。
茹で上がったら、茹で汁と小豆を分けておきます。

麹と小豆を混ぜる
小豆が人肌程度に冷めたら(60℃以下)、麹を加えて混ぜます。
ここで、先ほどの茹で汁を少しずつ加えながら、ダマにならないようにゴムベラでよく混ぜ合わせていきます。

発酵させる(炊飯器使用)
小豆と麹がしっかり馴染んだら、炊飯器の内釜に入れます。
炊飯器の「保温モード」でフタを開けた状態にし、水で濡らした布巾をかぶせて、約60℃を10時間キープ
ヨーグルトメーカーがある場合は、60℃設定で保温してもOK。

塩をひとつまみ加えて仕上げ
全体がとろっと甘くなり、発酵の香りがしてきたら完成です。
最後に塩をひとつまみ加えて全体を混ぜたら、やさしい甘さの“発酵あんこ”ができあがり!


冷蔵で5日ほど保存できますので、たくさんできたときは、小分けにして冷凍しておくと便利ですよ◎

発酵あんこで始める、かんたんでおいしい“発酵生活”。

まずは週末に、ゆったりした気持ちで仕込んでみてはいかがでしょうか?

きっと、体も心もやさしく整うのを感じられるはずです。

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