
家庭に自家製の発酵食品があると、不思議と自分自身をより大切に扱うようになります。
そして、ゆっくりと噛みしめながら食事を楽しむことで、「食べる時間」そのものを愛おしく感じるようになりました。
「発酵食って、手間がかかってめんどうそう…続けられるかな?」
はじめはそんな不安を抱える方がほとんどです。
「気持ちにゆとりができれば、自然と作れるようになる」
そんな声も、よくいただきます。実際、私もそうでした。
だから私は、週に一度「発酵おかずの作り置きデー」を設けることにしました。
習慣にすることでリズムが整い、少しずつ心にも時間にも余裕が生まれてきたのです。
気がつけば、毎日の食卓に発酵食が自然と並ぶようになっていました。
瞑想や発酵調味料レッスンに参加してくださった皆さんには、感謝の気持ちを込めて「発酵ランチ」をご用意しています。
毎回、季節に合わせてメニューを変えたり、
「どんなふうに盛りつけたら笑顔になってくれるかな」と想像しながらお料理する時間は、私にとっても幸せなひとときです。
もちろん、すべてのメニューに発酵食品を使用しています。
特に好評だったのが、
・しっとり柔らかな鶏ハム
・発酵人参ドレッシング
・人参しりしり
今回は、こちらの3品の作り方をご紹介しますね!
【とりハム】
材料:
鶏ムネ肉
塩麹 大さじ1
(市販の塩麹なら大さじ1.5〜2)
レモン汁 適量
作り方:
①ムネ肉の中心から観音開きのように切る
※皮はお好みで、私は取りました
②開いたムネ肉に塩麹を伸ばして塗る
※レモン汁をお好みで
※ドライハーブを入れても美味しいです
③ラップでしっかり包んで、両サイドを縛る
※三重にして、水漏れのないように
※タコ糸があれば巻いてもok、なくても大丈夫
③沸騰したたっぷりのお湯を弱火にして、10分ほど、ことこと煮る
④お湯が冷めるまで放置し、その後半日冷蔵保存
しっとりハムの完成!
おかずのお供や、パンに挟んでサンドウィッチにもおすすめです。
マヨネーズやケチャップとの相性も◎
【にんじんドレッシング】
材料:
人参1本
玉ねぎ1/2個
オリーブオイル50ml
しょうゆ50ml
酢50ml
キビ砂糖大さじ1.5〜2
みりん 大さじ1
作り方:
①野菜を一口サイズにカット
②フードプロセッサーで細かくする
③消毒した瓶に調味料を入れて混ぜる
④野菜とあわせて完成
冷蔵保存2週間でお召し上がりください
【にんじんしりしり】
材料:
人参1本
塩麹 大さじ1
オリーブ油 小さじ1
ツナ缶 1缶
作り方:
①人参をスライサーでカット後、千切りにする
②フライパンにオリーブ油で熱し、人参を炒め、人参の甘い香りがしてきたら、塩麹・ツナ缶をあわせる
人参を焦がさないように炒めるのがポイントです。
東京都東村山市の発酵料理教室
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